「ChatGPTを使ったら、LINEスタンプって作れるんかな?」
そんな軽い気持ちから始めたLINEスタンプ作り。
僕は絵が描けません。
LINEスタンプの作り方も、最初はほとんど知りませんでした。
それでもChatGPTに聞きながら進めてみたら……
本当にLINEスタンプを作って販売するところまでできました。
しかも最初に作った16個は、思っていた以上にあっさり完成。
「これ、めっちゃ簡単やん(笑)」
そう思った僕は調子に乗って、
「次は32個作ろう!」
と挑戦しました。
……ここから地獄が始まりました(笑)
キャラクターが別人になる。
服が消える。
修正したら、また別のところがおかしくなる。
そして最終的には、
ゴリラが人間になりました(笑)
何度も失敗した結果、最終的にはChatGPTへの「頼み方」を変えることで、かなり楽にLINEスタンプを作れるようになりました。
この記事では、絵が描けない僕が実際にLINEスタンプを作って販売するまでに経験した失敗と、そこから分かったChatGPTへの頼み方、実際に使ったプロンプトまでまとめます。
これからChatGPTでLINEスタンプを作ってみたい人なら、僕と同じ失敗をかなり減らせると思います。
- 最初の16個は約1時間で申請までできた
- 「32個に増やそう!」で修正地獄が始まった
- 「キャラクターを完全に固定すればいい」と考えた
- 失敗するたびにプロンプトを細かくしていった
- ChatGPTへの「頼み方」を変えたら一気に作りやすくなった
- 僕が最初に間違えていたこと
- ChatGPTには「方向」を伝えて、まず作ってもらう
- 実際に僕が使ったLINEスタンプ作成用プロンプト
- キャラクターがズレたときに使う修正プロンプト
- 「短いプロンプトなら正解」というわけでもない
- 参考画像を見せるのもかなり大きかった
- いきなり24個・32個を作らない
- あと8個お願いしたら、ChatGPTが疲れていた(笑)
- 何度も失敗して分かった3つのコツ
- 完成前に最後に見るのは「商品としてどうか」
- まとめ|ChatGPTでLINEスタンプを作って分かったこと
最初の16個は約1時間で申請までできた
最初は本当に、
「LINEスタンプってどうやって作るん?」
というところからのスタートでした。
絵も描けない。
画像編集にも詳しくない。
そこでChatGPTに聞きながら、一つずつ進めてみることにしました。
まずキャラクターを作って、
「おはよう」
「ありがとう」
「おつかれさま」
など、LINEで使いそうなスタンプを作っていきます。

やってみると、思っていたより簡単。
気づけば16個完成しました。
LINEスタンプとして使えるように画像を整えて、LINE Creators Marketから申請。
ここまで約1時間。
しかも……
一発で承認されました。
本当にLINE STOREに自分が作ったスタンプが並びました。
「え、普通に作れるやん(笑)」
この成功体験が、次の悲劇につながります。
「32個に増やそう!」で修正地獄が始まった
16個が簡単に作れたので、
「せっかくなら32個にしよう!」
と思いました。
ところが、数が増えてくると状況が変わります。
最初は同じキャラクターだったはずなのに、
髪型が変わる。
服装が変わる。
顔が変わる。
年齢まで変わる。
「そこ直して」
とお願いすると、今度は別のところが変わります。

そして修正を繰り返しているうちに……
20回以上修正することになりました。
3時間近くChatGPTと格闘。
そして個人的に一番面白かったのが、
ゴリラのキャラクターを修正していたら、人間になったこと(笑)
「いや、そこ一番変えたらアカンところやろ!」
さすがに笑いました😂
「キャラクターを完全に固定すればいい」と考えた
そこで僕は考えました。
「最初にキャラクターを細かく決めたらええんちゃう?」
ここパパ。
ママ。
4歳の娘。
まず、この3人の基準キャラクターを作りました。

さらに、
顔。
目。
髪型。
年齢感。
体格。
頭身。
ヒゲ。
かなり細かく指定しました。
僕の頭の中では、
「ここまで決めたら、もう別人にはならんやろ」
です。
ところが。
ポーズを変える。
表情を変える。
すると……
また別人(笑)
「なんでやねん‼️」
というスタンプを作ったら、
こっちが本気で、
「なんでやねん‼️」
と言いたくなるくらい違う人になりました(笑)

失敗するたびにプロンプトを細かくしていった
ここから僕は、失敗するたびにルールを追加しました。
「髪を変えないで」
「顔を変えないで」
「年齢を変えないで」
「体格を変えないで」
「指定した部分以外は変えないで」
また失敗。
さらにルール追加。
また失敗。
さらに追加。
気づけば、
LINEスタンプを作っているのか、ChatGPTを取り締まっているのか分からない状態に(笑)
最終的に僕は、
「もう新しい人物を描かせなかったらええやん」
というところまで行き着きました。
基準となる3人の画像をそのまま使う。
変更するのは、文字、大きさ、配置、組み合わせだけ。
これなら当然、顔も髪型も変わりません。
そして数時間かけて……
ついに24個完成。
LINE登録用のZIPまで作って、
「やっと終わった……」
本気でそう思いました。
そして実際の登録画面を見てみると……
これ、誰が買うん?(笑)

人物ちっさ。
拡大して見ても、
ちっさ(笑)
確かにキャラクターは統一されています。
でも、
キャラクターを守ることに必死になりすぎて、LINEスタンプとしての面白さがなくなっていました。
数時間かけて、24個作って、サイズを直して、ZIPまで作って。
最後に出てきたものを見ながら、
「ここまでやって、これ?」
なかなか切なかったです(笑)
ChatGPTへの「頼み方」を変えたら一気に作りやすくなった
さすがに、
「このままでは終われん……」
と思いました。
そこで別のチャットを開いて、もう一度LINEスタンプ作りに挑戦しました。
ただし今度は、
細かく指定するのをやめました。
自分が「こんな感じのスタンプが好きやな」と思う画像を何枚か見せて、かなり普通にお願いしました。
すると……
今まで数時間苦戦していたのが何だったのかと思うくらい、
かなり簡単に、それっぽいLINEスタンプができました。

顔が大きい。
表情がある。
ポーズも違う。
服装も違う。
ちゃんとLINEスタンプっぽい。
「いや、こっちの方が全然いいやん(笑)」
となりました。
僕が最初に間違えていたこと
最初の僕は、
「プロンプトを細かくすればするほど、AIは正確になる」
と思っていました。
だから失敗するたびにルールを増やしました。
キャラが変わったら「顔を変えないで」を追加。
髪が変わったら「髪を変えないで」を追加。
年齢が若くなったら「年齢感を変えないで」を追加。
その結果、
AIが自由にできる部分がほとんどなくなっていました。
でもLINEスタンプって、笑ったり、怒ったり、走ったり、飛び跳ねたり、変な顔をしたり。
そういうところが面白いですよね。
僕はキャラクターを崩さないことを優先しすぎて、
スタンプの面白さまで消していました。
そりゃ、人物が立って横に文字があるだけのスタンプになります(笑)
ChatGPTには「方向」を伝えて、まず作ってもらう
新しい方法では、細かいキャラクター仕様書や大量の禁止事項、32個全部のポーズ指定を最初から入れるのをやめました。
まず、
自分が「こんな感じが好き」と思う画像を見せる。
そして、
「少し笑えるものにして」
「喜怒哀楽が分かるようにして」
「家族らしさを出して」
という方向を伝えました。
最初から全部完璧だったわけではありません。
「ここパパ、ちょっと若すぎるな」
「髪のボリュームが違うな」
ということもあります。
でも、そこで全部作り直しません。
気になったところだけ伝えます。
基本は自由に作ってもらって、ズレたところだけ戻す。
これだけで、作業の感覚が全然違いました。
実際に僕が使ったLINEスタンプ作成用プロンプト
今回の経験を踏まえて、僕が次にLINEスタンプを作るなら、まずこれくらいから始めます。
添付した画像を参考に、この家族のLINEスタンプを作りたいです。
同じ家族だと自然に分かるようにしつつ、表情・ポーズ・服装・構図はスタンプごとに変えて構いません。
普通の挨拶だけではなく、
・少し笑える
・喜怒哀楽が分かりやすい
・家族らしさがある
・実際にLINEで送りたくなることを重視してください。
まずは5〜10個だけ作ってください。
出来上がったものを見て、気になるところだけ修正していきます。
まず、これで作ってもらう。
そして髪が違うなら、
「髪だけ元画像に近づけて」
服装が単調なら、
「服装にもう少しバリエーションを出して」
娘が少なければ、
「娘が登場するスタンプを増やして」
くらいでいい。
最初から全部を縛らない。
これが、何度も失敗して僕がたどり着いた方法です。
キャラクターがズレたときに使う修正プロンプト
例えば、ここパパが少し違う人物になってしまった場合。
僕なら今はこんな感じで伝えます。
全体の方向はかなり好きです。
ただ、ここパパが元画像より少し若く見えます。
髪型と年齢感だけ元画像にもう少し近づけてください。
今の表情やポーズの面白さは残してください。
ポイントは、
良かったところまで変更させないこと。
前の僕なら、
「顔を変えるな!」
「髪を変えるな!」
「年齢を変えるな!」
「ここ以外全部固定!」
と書いていました(笑)
「短いプロンプトなら正解」というわけでもない
ここは少し大事です。
今回、短い指示でうまくいったからといって、
「プロンプトは短ければ短いほどいい」
とは思っていません。
必要なことは、ちゃんと伝えた方がいい。
ただ僕のように、過去に起きた失敗を全部防ごうとして、最初からルールを何十個も並べる必要はなかったということです。
最初に必要だったのは、
- 同じ家族に見える
- 少し笑える
- 喜怒哀楽が分かる
- LINEで送りたくなる
このくらい。
それで一回作ってもらう。
違ったら、そこだけ直す。
僕には、この方が圧倒的に合っていました。
参考画像を見せるのもかなり大きかった
今回もう一つ感じたのが、
文章だけで全部説明しなくていい
ということです。
「髪はこう」
「表情はこう」
「雰囲気はこう」
「構図はこう」
と文章で延々書くより、
「こんな感じが好き」
という画像を見せる。
これがかなり早かったです。
もちろん、画像を見せれば何でも完璧に伝わるわけではありません。
でも少なくとも、
「どんなスタンプを作りたいのか」
という方向は伝えやすかったです。
いきなり24個・32個を作らない
これも今回かなり大事でした。
僕なら次は、
いきなり24個や32個は作りません。
まず5〜10個。
それを見ます。
「この方向いいな」
と思ったら続きを作る。
違ったら、その時点で修正する。
24個完成してから、
「全部なんか違う……」
となるより圧倒的にラクです(笑)
あと8個お願いしたら、ChatGPTが疲れていた(笑)
新しい方法で24個作ったあと、かなり出来が気に入りました。
そこで僕はChatGPTに、
「申し訳ないけど、あと8個増やせる?」
とお願いしました。
すると追加されたスタンプの中に……
「はぁ…やるか…」

いや、
こっちが申し訳なくなるわ(笑)
「あと8個お願い!」と言われたChatGPTの心の声みたいになっていました😂
でも、こういう
「こっちが細かく指定していないのに、ちょっと笑えるものが出てくる」
のも、以前のガチガチに縛った作り方ではほとんどありませんでした。
何度も失敗して分かった3つのコツ
何度もLINEスタンプを作って失敗した結果、僕なら次はこの3つを意識します。
① 参考画像を見せる
自分が欲しい雰囲気を、まず見てもらう。
② 最初は5〜10個だけ作る
いきなり全部作らない。
③ 気になったところだけ修正する
最初から禁止事項を大量に並べない。
そして何より大事だったのが、
「同じ人か?」より先に「これ送りたい?」を見る。
今回、完全にここを忘れていました。
キャラクターを固定することが目的ではありません。
使いたくなるLINEスタンプを作ることが目的です。
当たり前なんですけど、何時間も作業していると本当に分からなくなります(笑)
完成前に最後に見るのは「商品としてどうか」
サイズOK。
透過OK。
キャラクター固定OK。
画像も揃った。
それでも、
誰も欲しくないスタンプなら意味がない(笑)
だから最後は技術的なチェックとは別に、
「これ、自分ならLINEで送る?」
「販売ページで見たら欲しい?」
を見る。
ここまで含めて完成だと思います。
今回この方法で作ったスタンプは、実際にLINE Creators Marketへ申請し、LINEスタンプとして販売するところまでできました。
記事で紹介した方法でどこまで変わったのか、よかったら実物も見てみてください👇
まとめ|ChatGPTでLINEスタンプを作って分かったこと
最初は、
「ChatGPTなら簡単にLINEスタンプ作れるんちゃう?」
くらいの気持ちでした。
実際、最初の16個はかなり簡単に作れました。
ところが32個に増やしたら、
修正20回以上。
キャラクター崩壊。
服が消える。
ゴリラが人間になる(笑)
その反省から今度はキャラクターをガチガチに固定。
すると、
同じ人物にはなったけど、全然面白くない。
そして最終的にたどり着いたのが、
最初から完璧なプロンプトを作ろうとしないこと。
参考画像と方向性を伝える。
まず5〜10個作ってもらう。
出来上がったものを見る。
気になるところだけ直す。
この方法が、僕には一番合っていました。
AIに全部任せるでもない。
全部縛るでもない。
まず作ってもらって、一緒に仕上げていく。
次にLINEスタンプを作るときは、もう最初から完璧なプロンプト作りには挑みません(笑)
その方が早い。
そして何より、
作っていて楽しいです。
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